こんにちはこてつです(´∀`)!!
折角京都に住んでいるので、京都の観光名所やグルメを紹介してもっともっと京都の良さを皆さんに知って頂こうと思い、京都観光ブログを立ち上げる事にしました。
気まぐれな性格の管理人なので、更新頻度は不定期となりますが、楽しんでいただけると嬉しいです。
そんな気まぐれブログですが、第一回目の投稿と言うことで今回はみなさんもご存知の『伏見稲荷大社』をご紹介したいと思います。
初回としては無難で王道ですが、意外と知られていない事も沢山あるので、このブログを見てもっと興味を持って頂けたら嬉しいでう。
Contents
⁂ そう、それは稲荷神社の総本宮!! ⁂
通称『おいなりさん』。
伏見稲荷大社は全国に約3万社あると言われる稲荷神社の大親分!!
その歴史は古く、和銅4年に創建!!って和銅って何だよって話ですが、日本固有の元号の一つで大体西暦711年頃だそうです。
伏見稲荷は『稲荷山』の麓にあり、稲荷山全体を神域としています。
要するに山全体が神様って事ですね。
初詣では数多くの参拝者がお参りに来る大人気ぶりです。その数は近畿地方最多!!
当然、海外からの人気も高く平日でも海外からの旅行者が大勢参拝に来ています。
⁂ アクセスもとても便利!! ⁂
駐車場が完備されている上、駐輪場もしっかりあります。
しかも無料です。
境内入り口の南側に駐車場の入り口があります。
右側通行になっているので注意して下さい。
地元の人達も参拝しやすいですよね。こういう気遣いは本当に嬉しい( ´∀`)
最寄り駅はJR『稲荷駅』です。
駅から降りたら目の前にドーンと現れます。
徒歩5秒ぐらいではないでしょうか(笑)
京都駅からも2駅なので、所要時間5分です。
京都駅周辺で宿を取るととても便利ですね。
最近は格安ホテルも沢山出来てきているのでチェックしてみて下さい。
京阪だと『伏見稲荷駅』が最寄り駅になりますが、こちらもとても近く、徒歩5分。
改札を出て左に歩いて行けばそのまま着きます。
⁂ 伏見稲荷と言えば!! ⁂
皆さんご存知の通り『千本鳥居』ですね。
ほとんどの人がこの『千本鳥居』を見る為に参拝に来てるんじゃないでしょうか?
朱塗りの鳥居がずらっと並んだ光景は圧巻です。
基本的に境内は右側通行なので、右から入って折り返して左側を通って戻るのが正しいです。
鳥居の奉納が盛んになったのは、江戸時代以降に願い事が『通る様に』または『通った』と言うお礼を込めて、鳥居の奉納が広まったことが始まりだとか。
実は、境内に奉納された鳥居は全部で1万基!!
なのでこの『千本鳥居』はほんのごく一部でしかありません。
すごくないですか?どんだけ奉納すんだよって感じですが、実際に全国から個人やら企業やら沢山の人達が鳥居を奉納しています。
中には芸能人の方もおられます。特に時代劇俳優の大御所とか。
鳥居の裏に誰が奉納したのか記載されているのでそれを見るのも面白いかも知れませんね。
千本鳥居は本殿から直ぐの所にあるので、それだけ見て帰る人も多いような気がします^^;
その『千本鳥居』は2列に並んで密集した作りになっていますが、実は千本無いんです。
千本あるから千本鳥居ではなく、『数え切れないくらい多い』と言う比喩表現からきているそうです。
また鳥居の材料には『杉』が使われており、木ですから長い年月と共に朽ちてしまっている物もあります。
その為、鳥居自体も入れ替えが行われたりするので、常に本数も一定ではありません。
大体850本程度だそうです。
⁂ お狐様!! ⁂
境内には沢山の獅子狛犬ならぬ『お狐様』がおられます。
一般的な神社には阿形・吽形の獅子狛犬が守神(警備員)として御社の入り口付近に安置されていますが、おいなりさんは『狐』が安置されてます。
元々狛犬の像は御簾などのカーテン状のものが風でバタつかない様に止めておく為の重りだったそうです。
宮殿などに使うにはやはり縁起の良い動物が良いだろうと今の原型が出来た様です。
それから神社でも使われる様になり、宮殿を守護する縁起の良い像として外に置かれる様になったのが今の狛犬の始まりです。
そうなると別に獅子狛犬じゃなくても良いんじゃね?となり御祭神の使い(神使)の像を作る様になったそうです。
なので獅子狛犬と違って狐はご祭神(神様)のお使いです。
神社によっては天狗、兎、猿を置いている神社もあります。
ただ、モチーフとなった動物(霊獣)が何であれ全て狛犬と言うそうです。
ってかびっくりするぐらいお稲荷さんの本殿の両脇に鎮座する『お狐様』はでかいです!
そのデカさに皆んなびっくりすると思います。
本殿の入り口だけではなく、全国からお稲荷さんのお社が沢山集まっているので、至る所に狛犬が安置されています。
少しづつ形が違ったり、馬だったり一般的な獅子もありました。
狛犬探索をするのも面白いですね。
⁂ ありがたいお守り ⁂
本殿横では沢山のお守りや絵馬が売られていました。
色んな可愛いお守りがあるのでお土産にも丁度良いですね(´∀`)
鳥居の形をした絵馬や、狐がデザインされたお守りもありました。
お稲荷さんって感じがしますね(´∀`)
⁂ おもかる石 ⁂
本殿から直ぐの『千本鳥居』を抜けたその奥に『おもかる石』があります。
灯籠の前で願い事を祈念して、灯籠の上に乗ってる玉を持ち上げたその時に感じる重さが、自分が予想したよりも軽く感じたら願いが叶い、重く感じれば更なる努力が必要とする試し石です。
何回かやった事ありますが、毎回思ってるより重いです( ̄(工) ̄)
願望?欲望?が強すぎですかね?
単純に運動不足?
石なので、落としたりしてケガをしないように気をつけて下さいね。
おもかる石の直ぐ横にも社務所があってお守りや絵馬、御神籤がありました。
ここは狐の絵馬が置いてありましたよ。
⁂ 霊験あらたか『根上りの松』 ⁂
これは知らない人の方が多いんじゃないでしょうか?
僕も知りませんでした(⌒-⌒; )
『値上り松』は根っこの一部が地表に出ている松の事で、『根上りの松』→『値上りの松』昔から商売をする人達にとってはとても縁起の良い松ですね。
この『根上りの松』も『おもかる石』から少し奥に入った所にあるので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
⁂ 登山です。。。 ⁂
さあ、ここからが試練の道です。
お稲荷さんの本殿は稲荷山の麓にありますが、伏見稲荷大社は稲荷山全体が神域(神様)です。
ですので、この先はずうーっと山道が続きますし、至る所に全国から集まったお稲荷さんのお社があります。
ちゃんと整備はされているので比較的登りやすいですが、頂上まではかなりの距離があります。
なので、頂上まで行くつもりなら運動靴は必須です。
ちなみに僕は山頂までほぼ休み無しで1時間半かかりました(⌒-⌒; )
お茶屋さんも沢山あるので、無理せずお茶屋さんで休憩しながら登る事をお勧めします。
ここから更に頑張って登っていくと、見晴らしの良い所に出ます。
直ぐ上には有名な『にしむら亭』があります。
ここは知っている方も多いと思いますが、俳優の西村さんのご実家です。
由緒正しいお家柄ですね。
ここまででやっと半分ぐらいでしょうか?(⌒-⌒; )
かなり傾斜のキツイ階段を沢山登った気がします。
⁂ 眼力さん ⁂
やっと全体像が見えてきました。
ここまで来れば頂上まであと少し。
眼力神社の様なお社がまだまだあります。
⁂ 神様の居る場所 ⁂
頂上まであと少しですが、ここまで来ると参拝者もかなり少なくなってきます(⌒-⌒; )
おかげでゆっくりとこの雰囲気に浸れますね。
こんな上の方までお社を建てた昔の人達ってほんとすごいですよね。
だって人力ですよ。車なんか無い時代ですし、あってもここまでは登って来れません。
信仰心の成せる技ですね。
感謝!!
⁂ 来たぜ山頂 !!【一ノ峰上社(末廣大神)】 ⁂
なかなか足腰にきます(⌒-⌒; )
達成感も感じながら、景色でも見ようかなと思ったのですが、残念ながら山頂からの景色を堪能する事は出来ませんでした。
だからですかね。所々に「ここは山頂です」と貼り紙がしてあって、末廣大神の前の茶店に確認しないで下さいって書いてありました。
皆んな不安になるんでしょうね。
⁂ 後は下るだけ!! ⁂
下りは楽です。傾斜がキツイ分上りはかなり足腰鍛えられますが、下りは達成感もあって気分も楽です(´∀`)
で、稲荷山を時計回りに下って行くんですが、直ぐ次が【二ノ峰(中之社)】です。
実はここからの方が景色が少し見れます。
写真撮るの忘れしてまったので、また今度登った時にUpしますね。
⁂ 神社巡り ⁂
上りは自分との戦いで、疲労を抱えながらなのでゆっくりとお社を見る余裕が持てませんでしたが、下りはちょー余裕っす。
上りは1時間半ほどかかりましたが、下りは40分程で下山できます。
色んな所をお参りしながら御神籤引いて、散策しながら下山するのも楽しいですよ。
実はもう一つ『おもかる石』があるのでそれも見つけて見てください。
⁂ お疲れ様でした。 ⁂
下りはあっと言う間だと思います。
入り口付近まで下りてくると、お土産屋さんや出店も出ているので食べ歩きも出来ますし、お店に入ってゆっくりお茶するのも出来ますよ。
まだまだコロナも猛威を奮っていますが、沢山の参拝者で賑わっています。
お勧めは右の鳥居を入った先にある煎餅屋さん。
ここでは店先で煎餅を作っているので、運が良ければ焼きたてを頂くこともできます。
いなりや名物の「きつね煎餅」はぜひ食べて欲しいです。
最近、SNSでもバズった『京都伏見稲荷 まるもち家』さんの水まる餅もぜひ食べてみて欲しいです。
水風船の様になっていて爪楊枝か何かでちょこんとつついてやれば、ぷるんと出てきますよ( ´∀`)
ネット販売もしているそうなので、買うの忘れた方、も一度食べたい方は下の画像をクリックしてもらえれば購入ページに行けます。
黒蜜ときな粉をかけて食べて下さい。